2026.08 新社屋竣工 ─ 60th Anniversary Project
未来を、鋳る場所。
sorarie ソ・ラ・リエ / AKIOKA NEW HEAD OFFICE
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Greeting
なぜ今、新社屋か
操業60周年の節目に。
この場所は、次の未来への決意のかたちです。
1966年の創業から60年。私たちアキオカは、鋳造というものづくりの心臓部で培った技術力と、
それを活かした鋳物専門商社としての海外調達力を強みに、お客様と地域とともに歩んでまいりました。
近年、専門商社としてのニーズが高まるなか、技術営業・品質保証・研究開発といった商社機能を
さらに拡充し、競争力を高めていく必要があります。そのためには、それを担う人材の育成と獲得が欠かせません。
そこで、老朽化が進む本社を建て替えるとともにイノベーションセンターを併せて整備し、
優秀な人材が育ち、集まる環境を実現します。
この新社屋建設は、当社が掲げる「2034年までに売上高100億円達成」に向けた重要なステップであり、
社員一人ひとりの働きやすさを高め、地域社会との連携を強める新たな拠点として——そして
操業60周年という記念すべき節目の年にふさわしい施設を目指しました。
「プロとして恥じない製品、信頼される会社」という理念を形にしたこの場所から、
私たちは次の60年へ歩みを進めてまいります。
History
1966年から続く歩みの中で
- 1960s
- 1966昭和41年11月倉敷市川入にて秋岡輝義が創業
- 1970s
- 1970昭和45年10月倉敷市大内に有限会社秋岡鋳造所を設立(資本金800万円)
2MM・FBS-2型 生型造型ラインにて生産 - 1980s
- 1988昭和63年1月倉敷市玉島乙島に工場移転
APS-H4型・FBS-2型 生型造型ラインにて生産 - 1989韓国からの調達開始
- 1989平成元年6月株式会社アキオカに社名変更(資本金2,600万円)
KSB25Aクレーン式ショットブラストを設置 - 1990s
- 1990平成2年1月モノレール式ショットブラストを設置
- 1991平成3年9月FBM-2型造型機導入/高周波誘導炉設置
- 1993平成5年中国からの調達開始
フラン自硬性ラインを新設/発光分析装置導入/バリンダー2基導入 - 1993平成5年2月SB80エプロン式ショットブラスト更新
- 2000s
- 2003平成15年6月ミックスマラーを1基更新
- 2005平成17年2月ミックスマラーを1基更新
- 2005平成17年6月秋岡義典が代表取締役社長に就任
- 2006平成18年6月小型ショットブラスト新設
- 2007平成19年2月海外輸入製品倉庫(IP倉庫)新設
- 2007平成19年6月ISO14001:2004認証取得
- 2007平成19年10月低周波誘導炉を中周波誘導炉に入替え
- 2009平成21年1月自動仕上機バリンダー(㈱コヤマ製)を2基設置
- 2010s
- 2011平成23年3月水平抜枠造型機FBM造型機をFBOX造型機に入替設置
- 2011平成23年4月中国大連市に秋岡貿易(大連)有限公司を設立
- 2012平成24年12月三次元測定機を設置
- 2014平成26年4月鋳造技術部を創設
- 2014平成26年10月発光分光分析装置を入替え
MAGMA鋳造解析シミュレータ導入 - 2016平成28年4月自動仕上機バリンダー(㈱コヤマ製)を2基増設
- 2020s
- 2020令和2年5月秋岡正之が代表取締役社長に就任、秋岡義典が取締役会長に就任
- 2026令和8年8月操業60周年。その節目に新社屋竣工、次の60年へ
Concept
sorarie
ソ・ラ・リエ
この新社屋プロジェクトの名は「sorarie(ソ・ラ・リエ)」。
SORA=Scale(広がる規模)・Offshore(海外へ)・Strengthen(強化する)・Opportunity(機会)・Resource(資源・人材)・Assemble(集める)、
そこにフランス語のlier(結びつける・束ねる)を重ねました。
海外需要の拡大と優れた人材の確保へ——ひと・もの・こととの繋がりを紡ぎ、さらなる発展を目指す拠点です。
Green First Office ― 働く人が、主役になる場所
デザインと機能が調和した、新基準のオフィス空間。
働く人が主役となって使いやすい空間づくりに重点を置いて設計されています。
ひとつになる執務空間
開放感のある大空間に執務スペースをひとつにまとめ、部署を越えて自然と会話が生まれるオフィスを実現しました。
カフェのような寛ぎ
リラックスしながら働けるカフェのようなスペースを設け、日々の働き方に"変化"を感じられる工夫を施しています。
緑とともに働く
空間の随所にグリーンを配置。自然の潤いを感じながら、心地よく仕事に向き合える環境をつくりました。
Craftsmanship
鋳物の技術を、建物に鋳込む

窓を飾る、自社の鋳物格子
2階・3階の窓には、鋳物の格子を設置しました。鋳造会社であるアキオカのアイデンティティを、建物そのものに込めています。製作の裏側では、模型と金枠を最後まで維持し、一枚一枚の品質に妥協しない体制で臨みました。

鋳物の砂を纏う、AKサイン
エントランス正面のAKサインの仕上げには、鋳物の型に使う砂を混ぜ込みました。60年間ものづくりを支えてきた「砂」が、これからのアキオカの顔となって来訪者を迎えます。

iiimono solution を、空間に
2階のカウンターには、ブランドスローガン「iiimono」のサインを掲げました。「鋳物で最良のiimonoを」——私たちの合言葉が、日々働く空間の真ん中にあります。
Floor Tour
空間をめぐる












※外観の画像は設計段階の完成イメージ(パース)です。内装の写真は2026年7月に撮影した竣工写真です。
Interview
担当者インタビュー
新社屋プロジェクトで、最も大切にしたことは何ですか?
「働く人が主役」という考え方です。見た目の立派さよりも、ここで毎日を過ごす社員が使いやすいこと。執務スペースの配置も、休憩スペースの位置も、すべてその視点から検討を重ねました。
一番のこだわりを挙げるとすれば?
やはり鋳物格子です。図面の上では、ただの事務所でした。それが柱が立ち、窓に鋳物の格子が入った瞬間、「ああ、アキオカの建物になったな」と感じたんです。ここには、うちの工場の技術と、関わってくれた全員の想いが込められています。
完成を迎える今、どんな気持ちですか?
完成はゴールではなく、始まりだと思っています。60年かけて培ったものづくりのこだわりを、今度はこの場所で働く一人ひとりが育てていってくれたら嬉しいですね。
新社屋プロジェクト担当

Future
この場所から、次の60年へ
新社屋の完成は、ゴールではなくスタートです。
ご支援いただいた取引先の皆さま、地域の皆さま、そして社員とその家族に感謝し、
私たちはこの場所から「社会の進化をサポートする製品」を生み出し続けます。

