鋳造業界の人手不足と技能継承は、業界全体の共通課題です。職人の高齢化、若手の入職減少、暗黙知の言語化困難──。アキオカもこの課題に正面から向き合い、独自の取り組みを進めています。
業界全体が直面する構造課題
厚生労働省の「ものづくり白書」によれば、製造業就業者の高齢化は他産業を上回るペースで進んでいます。中でも鋳造業は3K(きつい・汚い・危険)のイメージが根強く、若年層の入職が長期的に細っている状況です。一方で、ベテラン職人の経験と勘に依存する工程は依然多く、技能継承の困難さが業界共通の悩みとなっています。
業界各社の対応策
- 自動化・省人化:成形・搬送工程のロボット化
- 外国人材活用:特定技能制度・技能実習生の受入
- DXによる暗黙知の見える化:センサー・カメラによる作業記録
- 処遇改善:賃上げ、休暇制度、職場環境の改善
当社の取り組み
アキオカでは、複数のアプローチを並行して進めています。
- OJT制度の体系化:先輩社員が新人の習熟段階を見ながらマンツーマン指導
- 動画マニュアル:ベテランの手元・視線をスマートフォンで撮影し、後進の学習教材に
- 資格取得支援:鋳造技能士・玉掛け・フォーク等の取得費用全額補助
- 外国人材の受入:ベトナム・インドネシア出身の技能実習生・特定技能を受入
若手社員の声
「最初は不安でしたが、先輩がじっくり教えてくれるので3年目でひととおり任せてもらえるようになりました」──新卒入社4年目の社員のコメントです。アキオカは、人を大切にする鋳造メーカーとして、業界の人材課題にも真正面から向き合っていきます。